2018.5.13.Sun.

Maruyama Sunbeach Ako

GW後半、ノープランのまま突入は勿体無いと家族会議でアイデアを絞り出す。が…流石の大型連休でどこも一杯な上に娘二人が発熱という負の連鎖。

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結果、海鮮土産を買ってくるという言い訳を残してソロで赤穂に行くという鬼畜っぷり。批判は受け付けません。…で、向かった先は赤穂の丸山県民サンビーチキャンプ場。ここは昨年も牡蠣キャンプで来たことがあるけど、瀬戸内海が一望できる無料キャンプ場です。漁港横に市場があって、牡蠣やらその他豊富な海鮮ものを買ってキャンプ場で無双するのが醍醐味。

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海水浴シーズンでは無いものの、無料のキャンプ場。まぁ張れなかったら大人しく帰ろう…くらいの気持ちで向かう。駐車場に到着して愕然…昨年のガラガラっぷり(11月末)は何だったんど思いつつ、一箇所空きを見つけて無事駐車。これ、どこか外出する隙に他の人に駐車されたらどうしようと思ってたら、みなさん外出中はキャンプ道具を駐車スペースに置いてキープしてる。ローカルルール?に乗っかることにする。その後わかったことだけど、昼のBBQ勢が大半を占めていたようで、夕方から空き始めました。混雑期は夕方にくるのも良いかもしれない。ただ、サイトはギュウギュウ。これは雰囲気ないなぁと思いつつ奥まで徘徊するとソロにはもってこいの落ち着いた空間を発見。横にはオーストラリアのご家族、いい感じ。

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手前の喧騒をかいくぐりながら道具を運び込み、設営完了。海辺より数メートル高くなっていて、海が一望できる素敵なロケーションでした。背面が藪なので虫が心配だけど、まぁ仕方ないです。(夜にブヨの襲来。朝にムカデがペグケースの下にいて飛び上がったのは後の話)

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設営後はお楽しみの海鮮三昧といきたかったけど、市場の魚屋さんがまさかの撤退。お魚離れの影響で、はやらないそうです。確かにドライブでやってきて生魚買って帰る人って稀なんだろうな。結局、もちのいい生簀の魚と貝類のみ残っていて、生簀に入ってるイサキをお造りで食べたけど、うーん、きっちり〆た魚と比べるとイマイチでした。前回は、カワハギを肝醤油、脂の乗ったアジやアコウの煮付けを堪能したんだけどこれは非常に残念。

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貝類は裏切らないですね。大粒のサザエを二つ堪能。あとは焼きガキ。

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ただ、焼きガキって大勢でワイワイ食べるのが楽しいんだなと痛感。急遽余った牡蠣でご飯を炊いてみようと方向転換。軽く焼いた牡蠣のお汁を大量投入、あとは軽めの出汁と醤油で。しかし、このライスクッカーという代物、本当に便利。白米はもちろん、何を炊き込んでも失敗しないし鍋代わりにも使える多才っぷり。置いてると一気にサイトが所帯じみるというのはあるけれど。ビリー缶で代用できないかな?とか考えながら炊き上がりを待つ。

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蒸らしのタイミングで身を投入して完成。スーパーのむき身牡蠣とは粒感が全然違う。出汁のしみたご飯もたまらない…と二合完食。冬に大勢で来て、焼きやら炊き込みやらお好み焼きやら牡蠣づくしをしようと頬張りながら心に誓う。

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マジックアワー。波も風も穏やかで、とても心地の良い時間。関西にいていいなと思うのは、この瀬戸内海のゆるーい雰囲気を楽しめること。時間の流れが遅いというか何というか、ここでしか味わえない貴重なロケーションだと思います。

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夜は波音を聴きながらしっぽり。不機嫌なVapaluxさんが炎上している隣で、オーストラリア人家族のダイナミックな焚き火が印象的でした。丸山県民サンビーチ、魚屋さん撤退のダメージはあったものの、ロケーションは健在。無料というのもありがたいですね。次は冬にシェルター張りに来よう。