2018.10.7.Sun.

 

Hiruzen Okayama

中国地方へ出かける事は多いものの、キャンプ経験は無く…。そこで以前から気になっていた中蒜山キャンプ場へ、惹きつけてやまない「何か(たぶんユルさ)」を確かめに行く。自宅からは3時間ほど。鳥取と岡山の県境なのでもうちょっとかかるかなと思ったけど、意外と近い。サイト予約をお願いした電話窓口のおじいさんがこれまたユルい感じで、ホントに予約できてるのかソワソワしながらのチェックインだったけど、無事入れてよかった。おじいさん、疑ってごめんなさい。

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設営完了。高原とはいえ海抜600m程度なので、まだまだ9月末だと暑い。ただ丁寧に刈られた芝サイトの雰囲気はとても良い。周りも常連さんが多く、落ち着いた雰囲気。今回は久々にタイベックシェルターを投入。初の跳ね上げに挑戦したけど、折り紙の兜みたい。跳ね上げたことで幕への負荷が高まり、いつビリッといくのか不安になってくる。自作は精神衛生上あまりよろしくない…。

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広々とした芝サイトらしい遊びということで、フリスビーしたり、ボール遊びでのんびり。ここの芝生は密度、毛足の長さが理想的で歩いてると心地よい。管理人さんの愛情が伝わってくるキャンプ場ですね。お隣にも最近リニューアルしたキャンプ場があって覗いてみたけど、大量のジオドームを並べたグランピング?スタイル。かなりお金かかってんな〜と感心したけど、自分は行かないかなぁ…。断然こっちがいいです。

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恒例のお手軽地物料理開始。高原とはいえ日本海も近いので海の物、山の物が色々揃っている。それらをアドリブ調理するのが楽しいし、我が家のスタイルだと再認識。

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タマゴダケ。なるべく傘の開いていないヤツをチョイス。毒々しい色合いだけどバターソテーで食す。とにかく香りがすごくて、何というかこう、森を凝縮した感じ。リゾットとかにするとすごく美味しいと思う。次回の楽しみにしよう。

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赤海老のアヒージョ。刺身用のエビが大量パックされて200円そこそこって素晴らしい。頭を割って直接スキレットに投入すると、海老の旨味がオイルに染み出していい感じ。パンとワインが止まらない。殻ごとバリバリ食べる。

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ジャージーランドで手に入れたゴーダチーズをワインで混ぜ混ぜ。パンにからめてチーズフォンデュ風に。このチーズ抜群!このキャンプ、振り返るとずっと飲んでたなぁ…。

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夜は高原の風が吹いてとても涼しい。あいにくの曇り空で星を眺めることはできなかったけど、それぞれ秋の夜長をまったりと過ごす。娘もキャンプの楽しみ方を理解してきた模様。退屈〜退屈〜という他責思考から抜け出しつつある。楽しみは自分で見つけよう。

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朝昼夜でダイナミックに情景が変わり、写真を撮るのもすごく楽しい。関東圏だと朝霧とかがイメージとして近いけど、変に観光ずれしておらず素朴さが残っているのが良い。温泉、湧水、地の物とまだまた楽しみきれなかったので、また良い季節にリピートしてみようと思う。雪中キャンプも気になるなぁ。