VW T6 Trip: Ishikawa Pref.
シルバーウィークも時すでに遅し。どこのキャンプ場も一杯なので比較的穴場と踏んだ北陸へ向かうことに。以前から気になっていた福井の恐竜博物館も予定に含めつつ、能登半島まで行ってみようかと金曜夜に自宅を出発。あまり馴染みのない土地での行き当たりばったりT6トリップ第二弾。3時間ほど車を走らせ、辿り着いたのは北鯖江PA。ここで軽い晩酌後グッスリ睡眠、朝食もしっかり食べていざ最初の目的地、千里浜なぎさドライブウェイへ。
ひたすら北上して高速を降り、しばらくすると突然海岸沿いの幹線道路に出る。いつも見る山陰地方の日本海とは全く雰囲気の異なる、ずーっと続く砂浜と見渡す限りの水平線。こんなところを数キロ車で走ることができるというのはなかなか貴重な体験だと思う。良さげなスポットに車を停めて、娘達は波と戯れ、親はオーニング広げてイスでのんびり景色を眺める。癒される〜。
裏手にある海の家で美味しそうな貝を焼いていたのでたまらず。お酒はもちろん我慢だけど、アサリと白貝という地物をいただく。アサリは身が大きく、白貝は甘みのある不思議な旨味。潮風を浴びながらの海の幸は最高。海を満喫した後は「すしべん」で昼食後、近くの温泉でゆっくりして目当てのキャンプ場へ。
キャンプ場到着は15時過ぎ。大島キャンプ場。フリーサイトで収容キャパシティも抜群なのか、ハイシーズンでも予約なしのキャンプ場。海水浴シーズンも終わっているので余裕かと思いきや、空きスペースを探すのになかなかの苦労。「この時期」に「ここ」でこの混雑状況、少なくとも数シーズン先まではこの状況を受け入れる必要があるな…。とはいえ場所さえ決まればこっちのもの。10分弱で設営完了し、のんびりモードに突入。
サイトから少し歩くと広い海岸。海風も心地よくゆっくり散歩するにはもってこい。夏は海水浴で賑やかそう。盆も過ぎて、ギンカクラゲが大量に打ち上げられていて気持ち悪かったけど、娘達はその中で貝殻やサンドダラー集め。たくましさが増してきているな。SUPサーファーの方も見かけて、海SUPにもちょっと興味が湧く。
翌日はチェックアウト後、恐竜博物館近くのキャンプ場(こちらは予約済み)予定だったが、輪島や能登島観光を終えていざ福井へという時に少し嫌な予感が。念のため問い合わせると、もう一杯で入場不可とのこと…。フリーサイトだと、予約と言っても結局早い者勝ちですよね…と。結局、お気に入りの大島キャンプ場に戻ってもう一泊することに。ただ、結果的に二日とも天候に恵まれた上、夜でも虫がゼロの快適スペースでゆっくりできた事は良かったかも?と家族は満足。結果オーライでした。
能登半島を回った印象としては、西側と東側で海の様子が結構異なるなと。西側は砂浜が多いけど、東側は入り組んだ湾が多く、SUPが楽しそうな磯もあり。今度来るときは東側をじっくりで。
最終日は、福井の恐竜博物館へ。娘達も興味アリアリのお年頃なのでいいタイミングだったかも。ここもコロナの影響で人数制限がかかっていたけど、蜜でない空間でゆっくり化石を鑑賞できたのは良かった。膨大な恐竜化石標本の片隅に類人猿化石がひっそりと展示されているの見て、地球史のスケールを再確認いたしました。