VW T6 Trip. Gifu-Nagano Pref. Part2.
前回からの続きです。雨の諏訪湖を出発し、次の目的地は西湖。富士五湖は何度か周回したことはあるものの、キャンプは初めて。もちろんどこのサイトもいっぱいで、辛うじて取れたキャンプビレッジノームさんで年越し。この年末年始は本当に寒くって、おまけに強風。この辺りの風の強さは聞いていたけれど琵琶湖の比では無い。風の洗礼にやられつつシェルターを張ったものの、車でええやん…となって即座に路線変更、撤収と相成った。↑は、ほんの束の間張ってた際の貴重?な一枚。周りのキャンパーさんたちも焚火や野外での飲食を諦め幕内お篭りモードに。
富士吉田のオギノ(富士山がすごい)でお寿司やおでん、お雑煮用の具材等買い込んで車内お篭り。ここでもストームクッカーが大活躍。大晦日らしくテレビを観ながら飲んでは食べてを繰り返しているうちに撃沈。気づけば年越し…。夜には風も収まりそのまま朝までグッスリ。
朝のけあらしを見ながらコーヒーをすする新年の朝。(この写真は夕方汗)富士山は先っちょだけだけど、雰囲気の良い湖畔。お風呂も隣にあっていろいろと便利なサイト。夏に湖畔沿いに幕張ってのんびりSUPするのも楽しそう。だけど、休日は厳しいだろうな…。平日に満喫したい。
その後、新富士経由でソロモード。来た道を戻って五光牧場を目指す。まぁとにかくこの数日間は寒かった…。となるとシェルターに篭ってとなるけれど、ここでも張らずに車内リビング。全面窓で景色はいいし、日中は光が燦々と降り注いで暖かい。あったか環境でカップ麺食べてNetflixとか一体キャンプに何をしに来たの?と問われると辛いけど、しばらく冬場はこのスタイルでいいかな…と身に沁みた。
そしてこの遠征の殊勲賞。FFヒーター。これがないとキャンカーの意味がないと思って条件入れてたけどこれは大正解。ファンヒーターなので優しい暖かさが充満します。FF式なので換気も神経質になりすぎる必要もなく、一晩結構な時間使っても軽油の減りはよくわからない程度。別燃料も必要ないのでシンプル。雪遊び後の濡れモノを乾かしたり、スノーシューズを温めるのにも便利。
あと燃料以外で寒さの影響を痛感したのは電源の確保。これだけ気温が低いとカメラやスマホ、携帯電源の電力消費がものすごくって、あっという間に減っていく。その時もT6のサブバッテリーがとても便利。エンジン停止時の照明に冷蔵庫にヒーターのファン駆動にと使用されることを想定しているだけあって、容量がハンパない。オマケに寒冷地にも耐えうる仕様の為、今回もトランス付けて充電し放題なのがとても重宝した。夏場のT6旅もいいけれど、真価は冬場かなと感じた今回の遠征でした。