Stainless pipe chair & table. 2.0
テーブルと椅子がアップデートしたのでメモ。年始にひとまずの完成をみたものの、機能、見た目共に改善の余地ありな箇所に手を加えた。製品化の予定も無いなんちゃってR&Dではあるものの、見た目や使い勝手についてあれこれ考えるのはとても楽しい。制作コスト(金銭と手間)を考えると割りにあっていない気もするが、そこは趣味ということで…。
前から気になっていたパイプエンド部分に蓋をした。なかなか良いサイズのものが見つからなかったけれど、カメラのシャッターボタンがいい感じだったので採用。ディテールがキマってくると、印象が良くなる。
脚に天板を載せるだけで成立する作りではあるものの、使用中にずれたり、持ち上げて移動させる際に天板が外れて不便だったので、固定方法を模索していた。後付けアイデアではあるものの脚と天板をステンレスワイヤーでつないで固定した。バラす際は、天板側のワイヤーループが外れる仕組みになっている。これも見た目にいい感じ。
そして今回一番の改善点はグリル台の追加。卓上でチミチミ炙りたいけれど、熱の関係で直に置けないのでステンレス台を製作した。これは、ランタンハンガーと同様テーブルの穴に差し込んで使用する。炙るのが快適なのはもちろん、シェラカップをかけたり、濡れた食器を置いたりと、木製テーブルの短所をカバーする良いアイデアとなった。
手を入れたいアイデアはいくつかあるものの、慎重に、丁寧に、必要な事だけを実践するよう努めたい。使っている中での気付きもあるかと思うので、しばらくはこの仕様で酷使してみようと思う。これからどんどん暑くなるし、虫も多くなるけれど、秋の夜長にこのテーブルと椅子でゆっくりソロキャンプを楽しみたい。